おばさん体型、卒業したい?キーワードは「運動・姿勢・脂肪」でした
- crlnishio
- 12 分前
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40代から気になり始める「おばさん体型」の原因とは?
「昔より太りやすくなった」「お腹まわりがぽっこりしてきた」そんな悩みを抱えている40代女性は多いと思います。
いわゆる「おばさん体型」は、以下の3つの変化が大きな原因です。
運動不足による筋力低下と基礎代謝の低下
姿勢の崩れによる筋肉の機能低下・内臓下垂
ホルモンバランスの変化による脂肪のつき方の変化
つまり、「運動・姿勢・脂肪」の3つを正しく整えれば、体型の崩れは十分にリセットできます。
運動不足が招く筋力低下と脂肪の蓄積
40代以降は筋肉量が減りやすく、代謝が落ちて脂肪がつきやすくなります。運動不足が続くと、体はエネルギーを消費しづらくなり、同じ食事でも太りやすい体質に。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動基準 2013」では、週150分以上の中強度の運動(早歩き程度)が健康維持に必要とされています。
厚生労働省:身体活動基準2013https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xple.html
さらに、米国スポーツ医学会によると、筋力トレーニングを週2〜3回行うことで筋肉量の維持が可能であり、基礎代謝も上がると報告されています。
姿勢の崩れが体型を老け見えさせる理由
悪い姿勢は見た目の老化だけでなく、体型にも大きな影響を与えます。
日本理学療法士協会によると、猫背や反り腰が腹圧を下げ、内臓が下垂しぽっこりお腹の原因になるとされています。
筑波大学の研究でも、姿勢の乱れが腹筋群の活動を弱め、代謝低下を引き起こすことが示されています。
正しい姿勢を保つだけでも、代謝が整い、脂肪がつきにくい状態をつくれます。
40代から変わる脂肪のつき方に要注意
「以前は下半身に脂肪がついていたのに、最近はお腹ばかり太る」それは女性ホルモン(エストロゲン)の減少による脂肪のつき方の変化が原因です。
日本内分泌学会によると、40代以降は皮下脂肪よりも内臓脂肪が増えやすくなることがわかっています。
内臓脂肪は、生活習慣病や代謝異常のリスクにも直結するため、適切な食事・運動の組み合わせが必要です。
おばさん体型をリセットする3つの習慣
ここまでの内容をまとめると、体型改善に大切なのはこの3つ
週2〜3回の軽い運動(ウォーキングや筋トレ)
背筋を伸ばすだけの簡単な姿勢改善
内臓脂肪を減らす食事の見直し(糖質カットや高タンパク食)
これらを急に全部完璧にやろうとしなくてOKです。
まずは「1日1回ストレッチをする」「歩く時間を10分増やす」といった“小さな行動”から始めてみましょう。
まとめ|体型は、習慣で変えられる
おばさん体型は、年齢ではなく「日々」の積み重ね。
特別なことをする必要はありません。
だからこそ、日々の習慣を少しずつ変えるだけで、体は確実に変わっていきます。
「もう遅い」と思わずに。今日から“運動・姿勢・脂肪”を整えていくことで、スッキリとした体型と前向きな気持ちを取り戻せるはずです。
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